2022年12月9日～10日、ビンディン省コンベンションセンター（クイ・二オン市、グェン・タット・タイン通り、１番地）にて、ベトナム脳神経外科学会とビンディン省総合病院が第21回ベトナム脳神経外科学会を共催しました。

会議では、全国の病院から脳神経外科の分野での教授・博士・医師や外国の専門家である500人以上の代表者を歓迎しました。この会議は、脳神経外科の分野で専門的な知識を更新し、交換するための貴重な機会です。

今回の会議では、外傷性脳損傷、脊髄損傷、頭蓋病理学、脊髄病理学に関する65の科学的な報告がありました。これらは脳神経外科分野における大規模かつ詳細な研究であり、外傷性脳損傷、脳腫瘍、脳血管障害、脊髄損傷、骨髄腫疾患、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアなどの急性および慢性疾患に対する診断の質の向上と新しい治療法に貢献するものです。

本学会のプログラムは３セッションに分けられました。

-　椎間板ヘルニアの内視鏡脊椎治療と手術中の電気生理学的モニタリングによる微小血管の減圧術の２つの手術例を直接見学。また、皮膚を通してネジを固定する低侵襲手術法を骨モデルで観察・実習しました。参加者は、ベトナム脳神経外科学会からCMEトレーニング証明書が授与されました。

- ベトナム脳神経外科学会執行委員会の会議

- 脳神経外科に特化した科学会議

この会議は、第一線の専門家、医師、外科医が、脳神経外科診療における新しい技術適用を学び、経験を交換する機会となっています。これにより、国内の医師の資質向上、近代的で専門的な技術へのアクセスに貢献し、徐々に診察と治療の質、人々の健康管理を向上させます。

この会議で、ベトナム神経外科学会新会長のドン・ヴァン・ヘ准教授・博士は次のように語りました。ベトナムは発展途上国であり、大都市とその他の地域との医療格差は非常に大きいです。大病院の医師が発展し、国際的な友好関係を築くための多くの条件を備えているとすれば、山岳地帯や農村部の医師はかなり困難な状況にあります。医師たちが共に開発するために、大病院の医師はもっと国際関係を発展させ、先進国と比較して技術にアクセスする必要があります。山岳地帯や農村部の医師は研修に行き、会議に出席することなどは必要です。今後、ベトナム脳神経外科学会は、ベトナムの脳神経外科を開発するために、教育活動に力を入れ、多くの患者を治療し、死亡率や合併症を減らし、命を救うことを目指していきます。

会議の様子を写真でご紹介します。