ソウルアサン病院（AMC）は、韓国の大規模な医療施設で、2,732の病床を持ち、1日平均13,857人の外来患者と2,491人の入院患者を治療し、69,500件の複雑な手術と17,800人以上の患者を毎年受け入れています。ソウルアサン病院が提供する卓越した医療の質と量に惹かれ、毎年平均450人の国際的な医師がAMCの研修プログラムに参加し、高度な医療知識と技術を更新しています。

 韓国 ユン・ソン・ニョル大統領がベトナムを初めて公式訪問した際の活動の一環として、ソウルアサン病院の代表団は2023年6月23日にベトドク友好病院を訪問しました。

ベトドク友好病院代表団は、副院長であるグエン・マイン・カイン准教授・博士、総合企画部と国際協力部、オンデマンド治療部、小児・新生児外科、臓器移植センター、麻酔・集中治療センター、消化器外科、画像診断センター、顔面形成外科、看護科などの臨床科のリーダーたちも出席しました。

AMC側からは、院長であるチョン・イン・ホ教授、国際協力部長であるソク・キョン・ソン氏、シニアマネージャーであるクリスティーナ・ハン氏が参加しました。

会議でグエン・マイン・カイン副院長は、ベトドク友好病院は年間手術件数が7万件を超える特殊な外科病院であることを強調しました。専門的な活動で強みを発揮するだけでなく、様々な分野で常に世界の一流大学や病院との研究・学術交流を推進しています。この会議が将来、両側が持続可能な協力関係を築き、医療・看護スタッフに学習と専門能力開発の機会を提供し、患者により良いサービスを提供するための前提を作り、共に発展していくことを期待しました。

AMCのチョン・イン・ホ院長は、がん治療、臓器移植、心臓病学などの分野において、AMCの世界的に認められた医学的知識と専門知識を共有することに意欲的であると同時に、医療スタッフの専門的なトレーニングや、ベトナムの重篤な疾患の症例に対する治療を含む協力を推進したいと述べました。

会議後、ウルアサン病院の代表団は、ベトドク友好病院の施設を訪問し、小児・新生児外科、腫瘍科、消化器外科、麻酔・集中治療センター、臓器移植センターなどの臨床部門で専門知識を交換しました。

今回の会議の成功は、近い将来、両病院間で実施される研修、科学研究、診療における協力活動で新たな道を切り開く一里塚であり、両病院間、そしてベトナムと韓国の両国間の協力関係の強化に貢献するものです。

国際協力部　グェン・ティ・キム・トア