ベトドク友好病院の専門家によると、発汗は体の自己冷却機構です。体温が上昇すると、神経系が自動的に汗腺を活性化させるのです。また、緊張すると特に手のひらに汗をかくことが多いようです。原因によって、さまざまなタイプの多汗症を分類します。

多汗症のうち、最も一般的なのが原発性多汗症です。このタイプでは、体を動かしたり気温が上がったりしても神経が活性化しないのに、汗腺を起動させるための神経が過剰に働いてしまうのです。体にストレスがかかったり、興奮したりすると、発汗量の増加がひどくなります。原発性多汗症では、通常、手のひらや足の裏の発汗が増加し、時には顔にも発汗が見られます。

現在、原発性多汗症の原因は、完全には解明されていません。家族歴のある患者さんに見られることもあるため、遺伝的なものもあるかもしれません。

また、あまり一般的ではありませんが、最近増えているのが二次性多汗症です。これは、体の病気が原因で発汗が増加するものです。原発性多汗症と異なり、二次性多汗症の場合は全身の多汗症を引き起こすことが多いです。

現在、ベトドク友好病院の内視鏡外科センターでは、交感神経刺激による手汗の数百例の手術に成功し、患者さんに正常な生活をもたらしています。胸部交感神経切除術は、効率がよく、安全で、回復が早い手術です。

外科医は5mm程度の非常に小さな2つの入口から患者さんの胸部にアプローチします。最新の手術室と内視鏡手術設備により、医師は胸部の内臓を評価し、同時に切除する交感神経節の位置を正確に決定することができます。

2022年8月20日、ベトドク友好病院は、リクエストによる診察エリア、C4ビル、2階、７号の診察室にて、交感神経刺激による手汗の病態に関する無料検査・相談プログラムを開催します。また、胸部X線直視検査も無料で実施します。

無料検査・相談のお申し込みは、19001902までお願いします。