ベトドク友好病院での1ヶ月以上の治療の後、ヌン族のルオン・クアン・ハイ君（17ヶ月）と彼の両親は、ベトドク友好病院とハ・タイン自動車株式会社が無料で提供する車に乗ってカオバン省ホアアン郡ダンチュー社にある家に戻りました。

8月8日10時30分、愛と分かち合いと優しさに包まれた車が走り出しました。患者さんのお父さんのルオン・ホン・フォンさんはこう話しました。2022年7月初めから治療のため入院し、2週間前に手術を受けましたが、幸いにも予定より早く退院することができました。ハノイに行く日は、家族全員がカオバンからミーディンのバスターミナルまでバスで行き、そこからまたバスで病院に行かなければなりませんでしたが、今日は無料のバスで帰れますので、苦労や出費が軽減されます。我が子を治すための旅路で、医師たちの献身的な努力とスポンサーの支援を、夫妻の二人は決して忘れることはないです。

100回以上の無料送迎の運転手であるグエン・ヴァン・ナムさんにとって、カオバンまでの約300kmの道のりは決して遠いものではありません。人を助けることは自分を助けることだと常に考えている彼は、愛の気持ちでいっぱいの無料送迎が、貧しい患者の命綱、心の支えになることをボランティアの旅で喜んでいます。

さようならハノイ、さようなら病院、ホアン・トゥー・タオさん（ルオン・クアン・ハイさんのお母さん）は明るい笑顔を見せ、1ヶ月後にまた診察に来ます。「もっと多くの人を救えますように」と彼女が言いました。

ベトドク友好病院の医師と医療スタッフは、これからも心を込めてボランティアの旅を続けていきます。患者さんの笑顔と楽観と引き換えに愛を与えることで、幸せは倍増するのです。