最近、ベトドク友好病院では、N.T.Vさん（59歳、タインホア省出身）が腹痛のため入院されました。患者は2018年に子宮摘出手術を受けた既往があります。3ヶ月前、腹部に肥大の兆候が見られましたが、お腹が太ってきたと思い、主観的に検査に行きませんでした。痛み、食べにくさなどの明らかな症状が出た時に初めて病院へ行き、地方病院からベトドク友好病院へ移送されました。検査、画像診断の結果、腹痛の原因として腸間膜小腸に腫瘍があることが判明しました。

ベトドク友好病院の消化器救急処置手術科のブイ・タイン・フック修士・医師は「患者は30x30cmの大きさの腸間膜腫瘍で、腹部の4の3を占めています。腫瘍の重さは10kgで、小腸と大腸に浸潤しています。」と話しました。診察のあと、Vさんは速やかに腸管切除、腫瘍切除、大腸切除の手術を受けました。手術中、医師は大動脈を巧みに避けました。また、尿路再建もしましたが、腎臓、肝臓などの周辺臓器が温存されました。手術は成功でした。手術の2時間の後、医師は腫瘍を腹部から完全に取り除きました。

フック修士は「患者は引き続き身体強化や補助化学療法を補うことになる。」と話しました。

患者のVさんは、「たくさんの病院へ行きましたが、腫瘍が周囲の臓器に浸潤していて治療ができないと言われました。外科系のトップ病院であるベトドク友好病院に移送されたのですが、腫瘍摘出手術が成功してとてもうれしいです」と嬉しそうに話しました。もうダメかと思われた彼女は、ベトドク友好病院に来て医師たちの熱心な治療と手術で、奇跡的な回復を遂げました。手術からわずか1週間の後、通常の生活に戻りました。

フック修士は「異常な兆候を発見した場合、患者は医療機関に行くべきであり、軽視してはいけません。V患者さんのケースだと、病院に行くのが遅くなると、腫瘍が主要な血管に侵入し、切除して完全に治療する能力が低くなります。」とさらに勧告しました。