旧正月は、多くの職業の労働者が休息し、家族と再会する機会ですが、医療スタッフにとって、テトの日は病院で大晦日を迎えることが普通の状態になっています。テトの休日に病院に滞在しなければならない医師と患者の精神を励ますために、2022年の最後の日に、ファム・ミン・チン首相と代表団は患者と医療スタッフの新年の幸福を祈りに来ました。

保健省側からは ダオ・ホン・ラン大臣、チャン・ヴァン・トゥアン副大臣、グエン・ティ・リエン・フオン副大臣が参加しました。

ベトドク友好病院の党委員会書記兼院長であるチャン・ビン・ジアン教授・博士、副院長であるドン・ヴァン・ヘー准教授・博士、副院長であるチャン・ディン・トー准教授・博士、副院長であるグエン・マイン・カイン准教授・博士、各部・科・研究所・センターの指導者が一行を歓迎しました。

代表団は麻酔・外科集中治療センターで治療を受けている患者を訪問し、新年の挨拶をしました。首相と保健大臣は「愛のテト・分かち合いのテト」のプログラムに参加し、病院で治療を受けている困難な状況にある患者たちに贈り物をしました。

ベトドク友好病院の院長であるチャン・ビン・ジアン教授・博士はファム・ミン・チン首相と代表団に次の通り報告しました。政府と保健省から与えられた任務は、特殊な外科病院になることであり、病院の医療スタッフは多くの努力を重ね、多くの成果を上げています。病院は医学と薬学の１５大学と短期大学の研修施設であり、毎年、ほぼ 5000学生と95のコースを訓練します。病院は各地方病院への指導活動で、多くの技術を移転し、国家、省、都市レベルで多くの科学研究プロジェクトを実施しました。ベトドク友好病院は、英国王立外科医学会に認められた研修施設です。心臓移植47例、肺移植6例、腎臓移植1,742例、肝臓移植107例など、多くの優れた専門的成果を上げています。腹腔鏡手術と特殊手術の多くの先進技術を実行しています。COVID-19の流行が複雑になった時、ベトドク友好病院の医療スタッフと医師は、ホーチミン市、ブンタウ市、ハノイで流行との戦いに参加しました。テト当番については、テトの大晦日まで病院で治療を受けている患者数は600人と予想されています。緊急当番の医療スタッフ総数は1日400人近くに上るため、病院理事会は、専門当番、専門相談、警備・電気・水・衛生などの物流を全部準備しました。病院は院外救急チームを準備して、他の病院に援助を提供する計画もあり、COVID 19とインフルエンザAなどの感染症を予防する計画を準備します。

「愛のテト・分かち合いのテト」のプログラムで、ファム・ミン・チン首相は病院を訪問し、医師や医療スタッフのチーム、治療を受けている患者の苦労や困難の分かち合いを表しました。医療スタッフが「医師は良き母のようなもの」という精神を持って、心を込めて、公平に患者を治療し、患者が安心して、早く仕事と家庭に戻れるようにすることを望みました。

新年にあたり、首相はベトドク病院をはじめ、全国の病院の医師、医療スタッフ、患者さんに、心からの敬意を表しました。良い年を迎えられるよう新年のお祝いも送りました。

2022年、ベトドク友好病院は困難な患者を支援するために85億ベトナムドン以上の資金を動員しました。テトの大晦日に「愛のテト・分かち合いのテト」という有意義なプログラムが開催され、「相互愛」、「良い葉は破れた葉を守る」という精神で、多くの恩人やスポンサーが手を取り合って、ベトドク友好病院と一緒に、病院で治療を受けている恵まれない患者さんに幸せな春節をもたらしました。新しい春がもうすぐそこまで来ています。愛が詰まった暖かいテトの贈り物が、最高の期待と夢をもたらしてくれることを願っています。この有意義なボランティアのプログラムにおいて、ベトドク友好病院は、患者たちがより楽観的になり、病気を克服する自信を持てるように、寄付をしてくださった全国の個人と団体の慈悲深い心に常に感謝しています。