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1 . センター名: 心臓血管・胸部センター
- 連絡先
- 住所:べト・ドク友好病院、B4ビル
- ウェブサイト:https://timmachvietduc.org/
- 沿革
心臓血管・胸部センターはべトドク友好病院と一緒に成長しています。フランスとの戦争が終わった直後から、病院長であるトン・タット・トゥン教授は、後に心臓血管・胸部外科の前身である「1B部」と呼ばれる胸部手術ユニットの建設を企画しました。この部は今日の心臓血管・胸部センターです。
心臓血管・胸部外科はベトナムにおける心臓胸部外科の発祥の地です。1958年、トン・タット・トゥン教授が最初の閉心手術(僧帽弁狭窄症の分離術)を行い、1959年からはソ連の専門家の助けを借りて、心臓、肺、食道疾患の外科的治療と科の活動は徐々に専門化していきました。1964年に、一時循環停止と低体温による最初の開心術を行い、1965年には体外循環による開心術が行われました。1970年から2000年の間、ベトナムの有名な心臓血管・胸部外科医の世代のほとんどは、当科で働いたり訓練を受けたりしていました。1998年に設立された心臓血管集中治療ユニットは、同科の優れた発展に大きな変化をもたらす画期的な出来事でした。
この10年間で、センターは非常に急速に発展し、拡大しました 。単なる外科から「センター」モデル(外科、内科、インターベンション、集中治療、機能探索などを含む)の下で運営されています。当センターは2015年に保健省に認められ、2019年に病院の公式設立決定がありました。現在、センターの治療能力と品質はますます向上し、大人と子供の両方で、最も深刻で困難な心血管と胸部疾患を治療することができ、心臓移植・肺移植を実施し、ハイテク(ハイブリッド)を展開します。心臓血管・胸部外科で北部の健康システムの最高レベルであり、心臓血管と胸部疾患の診断と治療で全国の多くの大学や医療施設のためのキーと専門トレーニング拠点であります。
4 . 組織・人事
- 前任の管理者
グエン・ズオン・クアン教授(1954年~1962年)→ グエン・スアン・ティ教授(1962年~1995年) → ダン・ハイン・デ教授(1995年~2003年) → トン・タット・バック准教授(2003年~2004年) → レ・ゴック・タイン教授・博士(2004年~2009年)
現在の管理者:グエン・フ・ウオク准教授・博士(2010年~現在)
- インフラ:120床のある治療エリア(B4ビル)とC2ビルでの3つの専門診察室(診察科)
- 成績
心臓血管・胸部外科を柱に、さまざまな手術分野で多くの実績を上げています。
- 専門的な実践
- 心臓疾患:大動脈解離、多弁性心臓病、冠状動脈疾患、先天性心臓病、心臓移植、同種組織移植、外傷などの最も困難で重症な症例に対して、様々な方法(開腹手術、腹腔鏡手術、低侵襲手術、ステント治療、ハイブリッド、内科集中治療など)で治療し、高い成功率を誇っています。
- 血管疾患:胸部大動脈、腹部大動脈、頸動脈、内臓、末梢血管、自家移植、外傷などの血管疾患に対する手術、介入、Hybridなど、北部で最も多くの治療施設を持っています。
- 胸部疾患:従来の手術(胸部奇形、肺腫瘍、縦隔腫瘍など)に加え、最新の方法(単孔式腹腔鏡手術、人工呼吸器なしの手術など)を用いた手術を行っています。 当センターは、巨大肺や縦隔腫瘍、胸部外傷、気管支狭窄などの非常に複雑な胸部疾患の外科治療において信頼できる場所と考えられており、気管支の治療(狭窄部の拡張、狭窄部の瘢痕除去、硬・軟内視鏡システムによるステント、診断内視鏡)は高い効率で実施されています。特に、定期肺移植が可能です。
- その他の臓器移植手術の活動を行っています。外科診療に関する地方の病院に支援します。
- 教育・各地方の病院への指導・科学研究
ハノイ医科大学、ハノイ国家大学医学部、伝統医学院なでの10以上の大学、および北部のすべての医療機関の心臓血管・胸部外科の主要な研修・指導拠点となっています。内科学と心肺集中治療の初期教育を行っています。毎年、保健省・病院の約20の科学研究テーマを行い、国内外の専門会議の報告に参加しています。
- 他の活動
チャリティー活動にも積極的に参加しています。心臓血管・胸部疾患の管理活動(政策立案、評価、承認など)において保健省・健康保険機関を支援しています。ベトナム血管病協会会長、その他多くの専門家団体の副会長や執行委員会メンバーなどの人的資源を有しています。