1月17日、ベトドク友好病院からの情報によると、同病院の小児・新生児外科の医師が、回腸穿孔による原発性腹膜炎にかかった体重わずか800グラムの弱い未熟児の命を救ったということです。

ベトドク友好病院の小児・新生児外科の科長であるグエン・ベト・ホア准教授・博士は、このケースは特殊で、母親が双子を妊娠している29週目に破水したと情報を共有しました。

膜早期破裂のため、一人は1300グラム、もう一人は800グラムしかなく、出生後すぐに人工呼吸器をつけなければなりませんでした。5日目に体重800グラムの赤ちゃんは腸に穴が開き、腹膜炎という重度の毒性感染症になってしまったのです。

国立産科婦人科病院の新生児ケアセンターの医師たちによって、集中的に治療されました。病院間の協議の結果、医師たちは赤ちゃんの体重が少なく、深刻な状態であるにもかかわらず、赤ちゃんの命を救うことを願い、手術を行うことを決定しました。

赤ちゃんはベトドク友好病院に移され、緊急手術を受けて腹部を洗浄し、回腸末端の穿孔を外に排出しました。手術後も国立産科婦人科病院の新生児治療センターで集中治療が続けられました。

2ヵ月後、体重2.4キロで退院しました。5ヵ月後、体重4キロになりました。2023年1月中旬、家族がベトドク友好病院に連れて行き、腸の両端を閉じる手術を行いました。手術後5日目にはミルクを食べることができました。

妊娠29週の双子で体重が800gしかないため、授乳が非常に困難で、腸管穿孔による腹膜炎という重度の毒性感染症を併発し、苦しみました。

グェン・ベト・ホア准教授・博士が次通り教えてくれました。手術中、医師は換気、血圧、心拍数を確保するだけでなく、体温が下がらないように体温を維持することも重要です。

最近では、国立産科婦人科病院とベトドク友好病院の2大病院の治療と手術の連携により、新生児腹膜炎の未熟児が救われるケースが多くなっています。